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婚活の捉え方

新しい年を迎えましたが間もなく1月が終了します。「今年は…」とか「今年こそは…」との想いで婚活を始めた方々も多いのではと思っています。弊社もたくさんの方にご入会いただき、忙しいながらも新年にふさわしいスタートができました。

婚活と似たような活動として就職活動(就活)がありますが、就活では行う側と採用する側にわかれることに対して婚活にはその両面を持ち合わせているという興味深い特徴があります。

〇就活を行う側としての側面

婚活では、就活と同様に自己分析が重要です。自分の価値観や望む生活スタイル、長所や短所を理解し、理想のパートナー像を明確にする必要があります。また、プロフィール作成は就活における履歴書・職務経歴書に相当し、自己PRを効果的に行うことが求められます。お見合いやお相手と連絡を取り合うことは就職面接のようなもので、相手のことをよく調べ、自分をアピールする機会となります。身だしなみやマナーにも気を配る必要があり、これは就活での心構えと共通しています。

〇採用する側としての側面

一方で、婚活には採用する側の視点も必要です。相手を選ぶ立場に立つことがあり、これは企業が求職者を評価する過程に似ています。しかし、この「選ぶ」姿勢が強すぎると、かえってうまくいかない可能性があります。

婚活の特徴的な点は、この「選ぶ」と「選ばれる」の両面を同時に持ち合わせていることです。就活では主に「選ばれる」立場ですが、婚活では相互選択のプロセスが存在します。この両面性は、婚活をより複雑で難しいものにしています。自分を魅力的に見せつつ、相手の良さを見極める必要があります。また、「選ばれるためにはどうしたらよいだろうか」という意識を持つことが重要です。

婚活をしている方の中で「選ぶ」ことばかりに目が行ってしまって、その本質を見落としている方がいます。妥協を許さず条件に合った方探し、100点満点に近い人探しをすると多くの苦労や困難に直面する可能性が高くなります。

選択肢の極端な制限をすることで、現実的な期待値との乖離、時間とエネルギーの浪費することもあり、素晴らしい出会いを逃す可能性もあります。人間は誰しも完璧ではなく、欠点を持っているものだと思います。

理想を追求しつつも、現実的な視点を持つことが重要です。

自己分析: 自分の価値観や生活スタイルを見直し、本当に重要な条件を明確にする。

加点方式: 相手の良い点に注目し、ポジティブな面を評価する。

柔軟性: 「嫌いじゃないならやり取りしてみる」という柔軟な姿勢を持つ。

これらを基にバランスの取れたアプローチをしてみましょう。

また、婚活は、お相手があるものなので時として思い通りにいかないこともあります。

そんな時は、ファッションやメイクの勉強をしたり、会話やLINE、メールでのコミュニケーションの仕方を学んだり、自分磨きや気分転換などの楽しみを取り入れたりするのもいいと思います。

自分自身が成長することで婚活だけではなく、職場や友人との関係が円滑になったり自信が身につくことでそれが表情にも表れて、お相手とのお付き合いをする上でも良い印象を与えます。

思い通りにいかない時こそ、自己成長の機会と捉え、前向きに取り組むことで、結果的に婚活成功への近道になるかもしれません。

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