婚活される方は、結婚相手に求める条件・理想は少なからず誰しも抱いていると思います。

例えば、女性ですと、しっかりした職に就いて身長が高く、優しくて面白くてかっこいい人！できれば親御さんと同居しなくてもいい方、男性ですと、若くてきれい、家事料理が出来て趣味にも理解のある方等など、女性は見た目とステータス、男性は見た目と食と自由といった所でしょうか。

ただし、実際には条件の良い方、きれいな方、かっこいい方というのは誰しもがほっておきませんので競争倍率が高く、お相手にも当然希望や条件があり、たくさんのライバルと戦って勝ち残らなければいけません。その為、自分磨きも重要になってきています。お相手に突きつける条件は自分にも突き付けられている事にもなります。お相手に望む（望まれる）条件とは多少内容は違えどもそういうものなのです。

ただ、実際には理想の方と結婚したりお付き合いしている方ばかりでは無いようです。プロフィールで見る印象と比べて、実際にお話ししたり、お会いしたりすると印象って変わりますよね。お会いしたりお話ししたりすることで理想像が変化したり、理想とは対照的な人を好きになってしまう方もいらっしゃいます。プロフィールでは数値で見える部分があり、どうしても比較してしまいがちになったり、条件に縛られるあまりに条件のちょっと外側に良い方がいても、ふるいにかけ落としてしまっていたりともったいないなーと思うこともあります。

実際に弊社で活動頂いている方の中でも、ストライクゾーンを広く持ってる方と、ピンポイントで自分の条件の範囲内で探している方を比べると、圧倒的に前者の方が成婚やお付き合いに発展する方が多いです。

ストライクゾーンを広く持っている方は思考も柔軟な方が多く、お相手にある程度適応する能力が高い方が多いように見受けられます。色々な方と話す機会も多く、それ自体が自分磨きにもなり、コミュニケーションがうまく取れていたり上手になっている様に見えました。

逆に、ピンポイントで理想のお相手を射抜くには、熟練のスナイパーのようなテクニックが必要となってきます。自分自身を常に研鑽し、いつ理想の方と出会ってもいい様に準備を怠ってはいけません。せっかくお会いする機会に恵まれてもそのチャンスを生かしきれず、意気消沈している方を多く見て来ました。限りあるチャンスを必ずつかむと己に言い聞かせ、その機会が来たら確実に実行する、そういった心構えを持ちましょう。

どちらのタイプが良いという訳ではなく、ご自身に合った方法でお相手を探すことが重要です。そして、どうしても譲れない条件かどうかをよく考えてみましょう。例えば血液型が〇〇型の方は今まで合わなかったのでダメという方は、それだけで全世界の4分の1の方を排除してしまっているのです。今までの方は合わなかったのかもしれませんが、次の方はそうではないかもしれません。限られた期間の中で可能性を広げた婚活をする為には、必要以上に条件にとらわれずその方をよく見てご判断頂く事もあっても良いのではなないでしょうか。