結婚相談所を考える男性の中には「だいぶ年だし、条件が悪いから難しいだろう」と言いながらも希望条件をお伺いすると、” 一回り以上年齢の若い方を希望する ”、といった事がよくあります。
そこでなぜ若い女性でなければならないのかと質問をすると、後継ぎや苗字の継続等を理由にされます。
使命感が前面に出ていて、実際の本人の結婚観が「長男が何をしなければならないのか」という環境によって作られた物に支配されてしまい、本人自らの気持ちは二の次となっている事が多いと感じます。
そんな気持ちを示す様に、「どんな女性が理想ですか？」といった漠然とした質問をしてみると答えに間があり、その後「年齢は？」と質問を具体的に尋ねると、前文の通りの回答が返って来ます。
結婚相談所はご本人の希望を現実にする為の手段の場ですから、ご本人の要望に近づけるようにしたいと考えるのですが、その為にはご本人も自分自身と向き合い、使命感からの理想と一度切り離して考えてみる事が必要ではないかと考えます。
素の自分になり、これからの将来を想像してみる事で、自ずと本来のご自分の結婚観が明確にもなり、そして環境から生まれる条件を含め、本当の希望・願望や要望が浮かび上がってくるのだと思います。
結婚相談所は自分自身を見つめ直し、自分を知る為の良い機会にもなり得ると考えます。
スマイルモーメントBLOG
